―農薬を使わない・有 機物入りの土で育てる体にやさしい野菜―
野菜ともだち通信 836 2020.11/16(月) 荒木農園 TEL/FAX047-388-1346
しょうがってすごい!
体を温める 寒い冬にはしょうがを加熱してたっぷり使う
料理がおすすめです。
殺菌作用・消臭作用がある 刺身などの薬味に使われたり、
また肉や魚の臭み消しにも活用されます。
消化吸収を助ける しょうがは食欲を刺激しますが、
胃液の分泌を促して胃の働きを活発にします。
三州しょうが
お届けの野菜 ○葱 ○小松菜 ○ピーマン ○三州しょうが ○チンゲン菜 ○その他
簡単レシピ ✿しょうが風味の万能肉だれ
<材料>豚バラ肉(薄切り)400g しょうがのみじん切り2かけ分 酒大さじ6 みりん大さじ8
味噌小さじ2 しょう油大さじ2
<作り方>1、豚肉は2〜3cm幅に切る。
2、鍋に湯を沸かし、豚肉を入れてさっと湯通ししてザルに上げる。
3、鍋にすべての材料を入れて火にかけ、汁がなくなる少し手前まで煮る。
*保存は冷蔵庫で4〜5日。色々な野菜と相性がよく、さっと合わせるだけで、
ボリュームのあるサラダが完成します。ご飯に載せればミニ丼に。温やっこにのせても美味。
(しょうがのおかずベスト50 より)
農作業 そら豆・絹さや・スナップえんどう・ほうれん草・小松菜の種まき、キャベツ・玉葱・
赤玉葱の定植、さつま芋の収穫、玉葱のための床作り等。
野菜ともだちの声…ゆのみに片栗粉と砂糖を入れゆのみをゆすって混ぜ合わせる。
お湯を注いでかき混ぜた後、すりおろししょうがを好みで入れて
かきまぜて飲むと体があったまるよ。(重さん)
11月の絵本…今月は市川の野菜ともだちの田中さんが選んでくれました。
御伽草子「酒呑童子」より
やさいのおにたいじ つるた ようこ さく(福音館書店)
大胆にアレンジされた「酒呑童子」の物語です。
京の都に、おそろしい鬼が現れ、さらわれた娘たちを救うため、
知恵と勇気のある6人が立ち上がる鬼退治の伝説からの絵本です。
ところが、この絵本、登場人物の姿をよく見ると、敵も味方も、みんな野菜! 鬼はツノの生えたこんにゃく芋。味方の大将は、兜ではなく固い皮をかぶった竹の子。他の仲間も、金時にんじんや堀川ごぼうなどの京野菜なのです。京野菜たちのはんなり鬼退治ですね。こんな京野菜達に鬼退治なんてできるのかしら?と思って読み進む。
絵がやさしく穏やかで柔らかい表情で愛嬌のある野菜たちはそれぞれの役割を果たしながら、 解決方法を探っていくのです。決して、戦いとか憎しみとかとは違う鬼(いえ、蒟蒻芋でした)退治なのです。その解決結果に読んだあと温かい気持ちになりました。
ここの所続く震災やウイルスからの災害にもこの野菜たちのようにはんなりにっこりしながら、毅然と対峙していくと心が穏やかに前に進めるかなぁと思わせてくれた一冊でした。
ちなみにこの絵本、孫の保育園の運動会の参加賞でした!
11/23(月)葱・里芋・小松菜・人参・大根等