―農薬を使わない・有機肥料で育てる体にやさしい野菜―
野菜ともだち通信 305 2010.6.21 荒木農園TEL/FAX047-388-1346
ズッキーニの花
いよいよ梅雨入りしました。作物の成長には大事な雨ですが、休みを入れながら降ってほしいものです。
きゅうりに似ていますが南瓜の仲間のズッキーニ。
この花の肉詰めの料理もあるそうです。
お届けの野菜…○インゲン ○キャベツ ○人参(ベータリッチ)
○小松菜 ○その他2品
簡単レシピ
✿ニンジンサラダ(朝日新聞6/16おかず練習帳より)
<材料>(4人前)ニンジン2本320g、ワインビネガー小さじ2、塩小さじ2分の1強、コショウ少々、サラダ油大さじ2、イタリアンパセリ適量。@ニンジンはチーズ用のおろしがねで千切りにする。Aボウルにワインビネガーと塩、コショウを入れて塩が溶けるまでよく混ぜる。油を混ぜ合わせる。Bニンジンを加えて全体を混ぜ、器に盛る。イタリアンパセリを散らす。
作業日誌…トウモロコシを1〜2本にする、九条ネギ苗植え、枝豆に追肥、トマトの支柱たてとお世話、わけぎの収穫、草取りなど。
まさちゃんの読書感想・・・野菜ともだちの斉藤さんが最近読んだ本を紹介してくれました。『人は愛するに足り、真心は信ずるに足る アフガンとの約束』(岩波書店)という中村哲さんの本です。聞き手の澤地久枝さんから「今は、たった一人で現地に残って大変ですね。」と聞かれる。(アフガンは危ないので日本人ボランティアは皆帰国させている。)「心安らかです。お日さまと一緒に起きて働ける時まで働いて、そして、ああ、今日も一日が終わったなと。明日の予定を立ててもう8時ごろには寝るんですね。その毎日ですが、やっぱり自然のリズムで、汗を流して働くというのは、非常に健康で心身ともにさわやかな感じがします。」と。なんだか自分たちに似ています。「中村哲さん、あなた医者でしょ、どうして、アフガンで井戸を掘ったり、水路や用水路を造ったりに明け暮れてるの?」との問いには「こうやって医療だの何だのときれいなことを言ってきたけれども、皆が落ち着いて生活できること、そのもとといえば、水だったわけです。水と清潔な飲料水と十分な食べものさえあれば、おそらく八、九割の人は命を落さずに済んだという苦い体験から、干ばつ対策にとりくんでいる。」そのために、土木工学を勉強し、設計図を引き、自身で水路で大きな機械を操作している中村さん。水路が出来あがって、麦、トウモロコシ、米が各地で獲れますように。そして早く平和が訪れますように。
6月28日(木)の予定 …新じゃが・新玉ねぎ・インゲン・キャベツなど
――野菜のことでお気づきのことがありましたらお知らせください。――