―農薬を使わない・有機肥料で育てる体にやさしい野菜―

野菜ともだち通信 303  2010..7  荒木農園TEL/FAX047-388-1346 

                       ねぎ苗植え

2月20日に蒔いた黒潮一本ネギと鍋ちゃんネギを植えました。

雑草に囲まれながらもすくすくと育ってくれた約100日目の苗です。この後、赤ネギと九条ネギを植える予定です。

 

お届けの野菜…○そら豆(2品分)  ○新玉葱  ○葱   ○レタス   ○その他

    昨年は、アブラムシがついてそら豆は全滅でした。今年は冬の寒さがよかったのか、

アブラムシが少なかったです。ついたアブラムシを2ヶ月間ほぼ毎日毎日見回って手で取り除いてきました。念願のそら豆をお届けすることができて、とても嬉しいです。

 

簡単レシピ そら豆の姿焼き

そら豆をさやのまま、グリル(魚を焼くところ)で、表7分位裏5分位、焦げ目がつくまで焼きます。さやをむいて、そのままで、あるいは塩をつけて召し上がってみてください。熱い内に食べると、ホックホクの美味しいそら豆に出会えますよ。

 

作業日誌カラス対策でそら豆にネットを張り巡らし案山子を2箇所に立てる、落花生の種まき、ネギ苗植え、トマト・ピーマン・ゴーヤ・とうがらし・スィートバジルの定植、キャベツの定植、除草耕運、草取り、初めて草刈機でまん中の通路の除草、等。

 

まさちゃんの読書感想…『生物と無生物の間』(福岡伸一著、講談社現代新書)の後編です。

私はこの本を読むまで、食べることは体の各部に栄養を送り込んでその機能を動かす営みだと思っていました。例えばガソリンが車を動かしているように。ところが、食べて栄養をとることは体内のたんぱく質等を新しく作り、古いものと入れ替える営みをしているというのです。ということは、食事内容を変えると、体の各部が新しい内容で入れ替わっていくことになる。半年、一年も経てば分子レベルでは新しい自分に入れ替わっている訳で、なんだか不思議な気持ちになりました。前編では、食べることで古い組織が新しい組織に絶えず入れ替わっていき、エントロピー(乱雑さ)の増大を防ぐ、すなわち食べて老化(エントロピーの増大)を防ぐしくみがわかりました。食べることがどんなに大切な営みかを教えてくれた本でした。

     エントロピーとは…原子や分子の乱雑さの度合いを示す尺度。片付いている状態のエントロピーは

小さく、散らかっている状態のエントロピーは大きい。(『現代用語の基礎知識』より)

 

6月14日(月)の予定 …新じゃが・新玉ねぎ・ルバーブなど

――野菜のことでお気づきのことがありましたらお知らせください。――