―農薬を使わない・有機肥料で育てる体にやさしい野菜―
野菜ともだち通信 298 2010.5.3 荒木農園TEL/FAX047-388-1346
じゃが芋の霜除け
昨年は晩霜(4月29日)にやられてしまったじゃが芋の芽。今年は天気予報を毎日聞いて特に気をつけました。4月23日にパオパオやタフベルでじゃが芋の芽を覆いました。4月25日に霜が降りました。畑で見ると葉先が霜にやられましたが芯は大丈夫でした。八十八夜の別れ霜(5月2日)が過ぎたのでほっとしました。
お届けの野菜…○かぶ ○里芋 ○春大根 ○サニーレタス ○ ○その他
簡単レシピ ✿かぶの袋煮 @油揚げの片端を1cm位切り落として油抜きをし袋をさく。Aそこに皮をむい
たかぶを丸ごと(大きいものは半分に切る。)入れて、口を楊枝やかんぴょうでとめる。Bひたひたのだし汁
に酒・みりん・しょう油(甘くしたい時は砂糖も)で味付けをしてAを入れて煮る。(5分もすれば軟らかく
なります。)C残った汁で3cmに切った茎葉を煮てBに添えます。 (お向かいの奥さんから)
作業日誌…じゃが芋の霜対策、きゅうり・冬瓜・モロヘイヤ等の種まき、キャベツとレタスの定植、葱の定植、きゅうりとすいか用のマルチ張り、トラクター耕運など。
✿野菜ともだちの声…今日は寒いですネ〜。4月とは思えません。過ぎたかおるさん(女優の)がダイエッ
トに成功してリバウンドも無くスリムな姿でTVに出ていました。TVの企画でダイエットをしたのですが
食生活が全く変わったそうです。それまではお肉とお酒三昧だったのがお肉もお酒も減らしてバランスの良
い食事に変えたところ、キレ安い性格が無くなり気持ちがとても穏やかになったそうです。杉田かおると言
えばケンカっ早くて毒舌でーが定説だったのですが、自分でも驚くほどムカつかなくなったと言っていまし
た。食生活って本当に大切ですね。 (春山さん)
✿『大地の元気、野菜の元気、人の元気〜命輝く元気野菜の秘密〜』
吉田俊道さん(NPO法人 大地といのちの会)の講演を市川市まで聞きに行きました。
吉田さんは長崎県庁職員を辞めて「生ゴミをリサイクルして元気な野菜作り」を広めようとしている人。吉田さんのお話の一部を紹介させていただきます。
○ 皮ごといただこう。野菜のバリアでビタミン、ミネラル、ファイトケミカルが集中しています。
○ 生長点こそいただこう。細胞分裂が盛んな、生命が生まれる部分です。
○ 葉野菜もいただこう。春、秋、冬に元気な葉物野菜、夏元気な葉野菜。人参・大根・カブの葉には大切なカルシウムやファイトケミカルが特に多いです。
○ 心から感謝していただこう。手を合わせ、食べられる野菜の命がこれまで一生懸命生きてきた様子を想像し、その生きる力が自分になってくれることを想像しながらいただこう。地球の無数の命たちが自分の体に入り自分を支え応援しています。
90分の講演もあっという間で、笑いが一杯の楽しいお話でした。改めて、生ごみや草も生かした
微生物がいっぱいの土作りをして、元気いっぱいの野菜を作ろうと思いました。
5月10日(月)の予定 …サニーレタス・キャベツ・絹サヤなど
――野菜のことでお気づきのことがありましたらお知らせください。――