―農薬を使わない・有機肥料で育てる体にやさしい野菜―
野菜ともだち通信 285 2010.1.7 荒木農園TEL/FAX047-388-1346
八つ頭の寅ちゃん
新年おめでとうございます。
「おいしかったよ。」といっていただける野菜をお届けできるように今年も励んでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
お届けの野菜…○葉つきひとみ人参 ○縮み法蓮草 ○なべちゃん葱(下仁田系一本ネギ)
○里芋 ○聖護院かぶ ○その他
簡単レシピ… ✿里芋と厚揚げのいため煮<作り方>@里芋400gは、皮をむき、塩を振ってもんでぬめりを出し、サッとゆでておく。A厚揚げ2枚は2〜3分ゆでて1p厚さにし、人参1本は、里芋に合わせて大きめの乱切りにする。B油大さじ2を熱し、人参をよくいため、里芋を加えていため合わせ、水1と1/3カップを入れて5〜6分煮、厚揚げを加えてしょうゆ大さじ4.5、砂糖と酒各大さじ2で調味し、弱火で14〜15分煮、青みに塩ゆでのさやいんげん少々を加え、強火にして一まぜして仕上げる。 『365日のおかず百科』より
年末から年始にかけての作業日誌…法蓮草・小松菜・チンゲン菜の種まきとトンネルがけ、玉葱の草取り、空豆の寒さ除けにわらを立てる、えんどうの寒さ除けにわらやかぼちゃのつる等を載せ竹笹を立てる、レタスについたアブラムシに牛乳を散布する、堆肥積み、畑の垣根の剪定、草取りなど。
読書感想…「鳥がまた帰ってくると、ああ春がきたなと思う。でも、朝早く起きても鳥の鳴き声がしない。それでいて、春だけがやってくる。」…レイチェル・カーソン『沈黙の春』(新潮文庫)を読んだ。1940年代、1950年代のアメリカ。各地で農薬で害虫駆除が行われた。益虫も一緒にいなくなった。散布直後は、効果があったが1年も経つと害虫が以前より抵抗力を増して復活し猛威を振るった。そのうちに鳥や家畜、魚、人間に被害が広がった。農薬や化学薬品が自然や人間におよぼす影響を察知し危険性を訴えた本書は48年前に出版された。「私たちの住んでいる地球は人間だけのものではない、自分たちの扱っている相手は生命あるものなのだ、生きている集団、押したり押しもどされたりする力関係、昆虫と私たち人間の世界が納得しあい和解するのを望むならば、さまざまな生命力を無視することなく、うまく導いて、私たち人間にさからわないようにするほかない。」というメッセージにとても共感を覚えた。
(荒木)
1月14日(木)の予定 …法蓮草・ヤーコン・葱・ひとみ人参・チンゲン等。