―農薬を使わない・堆肥と有機肥料で育てる体にやさしい野菜―
野菜ともだち通信 232 2008.12.18 荒木農園TEL/FAX047-388-1346
元大工の吉原さんが堆肥の囲いを次々に作ってくれています。
そこに毎年堆肥作りをしている池田さんが落葉・米ヌカ・堆肥・野菜くず・
土を積み重ねて水をたっぷり入れていきます。
お二人とも落葉を集めて運んで来てからの作業です。
有機農業は土を育てる堆肥が命なので本当に助かります。
ありがとう
お届けの野菜…○聖護院かぶ ○人参 ○里芋 ○下仁田葱 ○南瓜 ○その他1品
* 12月21日は冬至なのでおまけに柚子をいれました。畑の近くの染谷さんと家の隣の石井さんからいただいたものです。
簡単レシピ 聖護院かぶの千枚漬け 聖護院かぶの皮をむき、薄切りにして塩水に2日漬け込み、その
後昆布と唐辛子を散りばめながら重石をして1日漬け込むという風に作ってみました。味
つけとして甘めがよかったらみりんなど加えるとよいと思います。千枚漬が気に入ったら、
紫蘇の千枚漬や、 酢カブもお試しください。(レシピサイトぷちぐるより)
作業日誌…そら豆の補植と防寒対策(土寄せ・わら敷き・網かけ)、キャベツの追肥と土寄せ、
ブロッコリーの追肥、堆肥の囲い作り、落葉運び、堆肥作り、草とり等。
野菜ともだちの声…寒い中のお仕事お疲れ様です。ミントですが相変わらず水の中に入れて使わせていた
だいています。葉は小さくても香りが強いので助かっています。お花も有り難うございます。お皿
に添えて使わせていただいているのですが女性のお客様に喜ばれています。(レストランREGAさん)
研修日記 ✿12月9日に千葉県農業大学校の有機農業研修「堆肥つくり土つくりを基本とした有機農業」に
お手伝いをしてくださっている滝沢さんと参加してきました。
○草むらで石や丸太をどかすとその下に真っ白な沢山の根が見られることがある。“根は空気
(酸素)が大好き、でも紫外線が嫌いなので土の中にひっそり隠れている。体を支える支持
根は地中深く伸びるけれど養分を吸う根は地表近くに張り巡らされている。
○野菜は80〜90%が水分。その水分は土壌から吸収されている。だから土にすむ微生物にお
いしい養分をあげ、きれいな水を作ってもらうことが大切。
○堆肥は土の微生物たちの食事。土壌にきれいな水を作る良質な微生物を生息させるには良
質のエサと環境作りが大切。
○健康な野菜を作れば虫に食べられない。
○生命力の強い野菜を食べると人間も健康になる。etc。
三重県からいらした橋本力男氏の講演は90分では勿体無いほどの魅力いっぱいの内容でした。
12月25日の予定・・・小松菜・葱・秋みね大根・八つ頭(2品目扱い)など
――野菜のことでお気づきのことがありましたらご遠慮なくお知らせください。――