―農薬を使わないで堆肥と有機肥料で育てています―
野菜ともだち通信 №187 2008.1.28 荒木農園TEL/FAX０４７－３８８－１３４６
「わあー、かわいいブロッコリー！」先日畑に見えた方がブロッコリーのわき芽を見て、驚いていました。店に並んでいるのはまん中の大きなやつ。まん中を切られたブロッコリーは子孫を残すために脇からまた顔を出します。どんどん小さなものになっていきますが春に花を咲かせるまで繰り返します。何という生命力の強さか。
お届けの野菜…○大根 ○ブロッコリーの脇芽 ○ラデッシュ ○ひとみ人参
○縮みほうれん草 ○ねぎ ○ごぼう
＊ 2月3日の日曜日は節分なのでひいらぎを入れました。
簡単レシピ ✿さっとゆでた縮みほうれん草にゆずこしょうを醤油でといたドレッシングをかけて食べました。娘もえぐみがなくておいしいと言っていました。（Wさん）
野菜ともだちの声 ✿久し振りに届いた野菜の美味しい事、ほうれん草の甘さにびっくり。ねぎも人参もサラダにしました。取り立ての野菜ってこんなに美味しいんだと改めて知りました。今年も楽しみにしています。（江東区の徳田さん）✿2008年も年明け早々から事件、偽装が多発していますね。昨日の新聞に「クローン牛肉の安全宣言」の見出しが大きく踊っていました。クローンが初めて世に発表された時（２０年前位？）クローンをとり上げた本を読んだ事があります。誰もが自然界の中に人間の手でメスを入れる事に懸念をいだいていたものでしたが、いずれはこの様な時代が来ると思っていました。良い事も悪い事もかかえ込んで化学の進歩は止めようの無い事なのですね。（春山さん）
近況…農の会―農を愛し農を科学し農を創るーの研究会に参加しました。東大名誉教授の熊沢喜久雄氏の講演で“有機肥料で栽培された作物は化学肥料で栽培された作物よりも日持ちが良く活性酸素を消去する数値が高いので私達の健康維持や老化防止により良い食品である。（奈良県農業試験場）”との話。そして“活性酸素消去値が高くなるのはおそらく農薬を使わないからではないか。作物が虫に食べられたり病気になったりして免疫ができ抵抗力をつけるからではないか“との推測でした。有機野菜農家は手間もかかり収量も価格も期待できない為か国内では0.03％。でもこんなによいことばかり。何といっても環境を保全し有機物を循環できる。少しずつでも増えていってほしいと思いました。
２月４日の予定…大根・プチベール・かぼちゃ・赤じゃが・ひとみ人参・縮みほうれん草等