―農薬を使わないで堆肥と有機肥料で育てています―
野菜ともだち通信 131 2006.12.14
祥子ちゃん
石脇祥子ちゃんが畑の手伝いに来てくれるようになって1年以上になります。週2回の配達日には
必ず、その他に1〜2回は来てくれます。128号で春山さんが「あんなに広い畑をお二人で!!」と書
いてくださったのですが、石脇さんのお手伝いのおかげでこの広さでも何とかやって来れています。
お届けの野菜…ブロッコリー・大根・里芋・白菜・水菜・ヤーコン・ゆず・しょうが
簡単レシピ…ヤーコンの醤油漬け ヤーコンはよく洗って、拍子木に切ります。醤油と香
りづけにゴマ油、好みで酢を少し入れ、その中にヤーコンを入れます。ヤーコンは甘い
ので、みそとからめて食べてもおいしいですよ。(福本さん)
野菜ともだちの声…✿伊豆の湯ヶ野温泉に保養に来ています。八日に届いた野菜を手早く茹でて午後それをもって出て来ました。私にはどんな豪華な料理より新鮮な野菜の方が体に合います。こちらも生憎の雨ですが雨にけむる山々もいいものです。すがすがしい空気を全身に入れて帰ります。(東京の徳田さん)
✿絵本よかったです。ありがとうございました!大根葉のオイル煮、ゴマ油でもグーでした。おいしくて貧血対策にすりゴマたっぷりでいただいています。(市川の細井さん)
✿「奇跡の林檎」御存知ですか?一見すると真赤で蜜の良く入った普通のどこにでも売っているフジ林檎ですが、ここになるまで(売り物になるまで)に10年の歳月を費やしようやく出来上がった奇跡の林檎なのだそうです。林檎農家のご主人が、10年前に奥様の肌を見てビックリしたそうです。農薬で荒れていた肌に、これではいけないと思いたち、年9回の消毒をすべて止めてしまったのです。木は弱り、実りどころか葉も落ち無惨な姿になってしまいました。収入もありません。アルバイトでつないでも何年たっても好転はしません。死んで家族にわびようと入った山の中で、ヒントをつかみました。山に自生する木々の様に下草をはやし、林檎畑の環境を自然に戻したのです。やがて葉が付き小さな実が実りました。消毒に変えてお酢を散布します。そして10年、ようやく売り物の、消毒を1度もしていない林檎が「奇跡の林檎」が生まれたのです。でたらめな食品が知らず知らずのうちに市場に出まわる中で、この様に真摯に食べ物と取り組んでいる人がいます。この方や荒木さんの様な生産者がふえてくれる事を消費者は望んでいます。(春山さん)
12月21日の予定…ごぼう・さつま芋・万次郎南瓜・大根・小松菜・ひとみ人参・八つ頭
荒木農園TEL/FAX047−388−1346