― 農薬を使わないで堆肥と有機肥料で育てています ―
野菜ともだち通信 2006.9.28(No.120)
早朝の田んぼ
予定していた9/26が雨!!急遽、今日(9/25・月)の配達を早目に終わらせるように段取りをくみ、夕方の4時から船橋(車方)の伊藤さんの田んぼへわらをもらいに出かけた。まさじは、近くの方から借りた軽トラック、私はノアで。軽トラに戸板をたてて300束、ノアに150束程のわらを積み鎌ヶ谷の軽井沢の畑に戻り、小屋にわらを入れ終わるともう7時。もう1往復は翌朝にすることにした。雨が降り始めないことを願って…。
翌日は、朝4時半起きで田んぼへ。まだ鳥たちのかわいい歌も始まらない静かな朝、道路まで12束ずつの稲束を抱きかかえながら、何往復もしているといつの間にか運動靴の足先が朝露で濡れる。車に積むとき、稲わらにカマキリもいるので、“きみは田んぼにいる方がいいよ。”とポーンと田んぼに放してあげる。…おかげで雨前に、もう450束のわらをいただいてくることができた。早起きのためと疲れもあるのか、この日はやっとの思いの作業。でも、来春はこのわらのおかげで、マルチ(地面にピタッとはるポリ)をしなくてもいい。自然の素材を使い、自然に返していくことができる。野菜たちも喜ぶだろうなと思うと、不思議と苦にならなくなる。それにしても、毎年私達のために、コンバインを使わないで、一束一束刈りとる機械を使って、3束一組にして立てかけて干してから、「どうぞ!!」と言ってくださる伊藤さんのあったかくて大きな心って、なんてすごいんだろう。
お届けの野菜…ナス(今年のナスはこれで終わりです。)・葉しょうが・空芯菜・じゃが芋・人参
ニラ・さつま芋(今年は多雨と日照不足で、さつま芋は1株に1本もめずらしくない。
10年間作っていて初めてです。でもあまくておいしいさつま芋ができました。)
簡単レシピ…○葉しょうがの甘酢づけ…葉を切って小分けしたしょうがを熱湯に10秒ぐらい入れた後、甘酢に入れます。きれいにできますよ。○ニラの卵とじ…子どもの頃から食卓に出ていた1品です。@ニラを1cm位に切る。A器に、みそ・さとう・卵を入れかきまぜておく。Bニラを炒め、火が通ったら弱火にして、Aを入れながら、かきまぜてでき上がりです。
野菜ともだちの声
○ 荒木さんのお野菜にも秋を感じましたヨ。お茄子の実がしまっていて、包丁の入り具合が違います。秋茄子ですね。美味しいです。さて、昨夜(9/18)のテレビ番組でのこと。胃ガンの予防には(生)野菜に含まれているビタミンCが必要と言っていました。成人は1日に100mg以上で胃ガンリスクが30%減るのだそうです。…荒木さんのお野菜で胃も健康です。同じ量の市販の野菜を食べてもビタミンCの摂取量は全然違うと思います。これからもビタミン豊富なお野菜待っています。(春山さん)
10月5日の予定…小松菜・さつま芋・かぼちゃ・ごぼう・パセリ・しその実・人参
荒木農園TEL/FAX047−388−1346